2015年3月30日月曜日

◆4月1日 講演会のご案内(2)

 大竹財団さんからご案内をいただいた講演会が間近になりました。
(詳しくは 4.1講演会記事

 

水道水にフッ素を入れないで!

  ー吉川市民が拒否した水道水フッ素化とは何かー

   講師: 秋庭賢司さん/日本フッ素研究会評議員、歯科医 

 
  日 時: 2015年4月1日(水) 19:00〜21:00(18:30〜開場)
 会 場: 大竹財団会議室(東京都中央区京橋1-1-5セントラルビル11階)
 参加費: 一般=500円(学生、大竹財団会員=無料)
 定 員: 30名(定員を超える場合は予約を優先します)
 主 催: 一般財団法人大竹財団

◆公開質問状回答 戸田かおる氏(新人)

(※【質問1】,【質問2】は、戸田氏に該当しないため戸田氏への質問に含まれていません。)

【質問3】 
水道水フロリデーションについて、どのようにお考えですか。
 
【質問4】
 “水道水”という、個人で選択できない性質のものにフッ素を入れる、という点について、どのようにお考えですか。

 【3,4の回答】
 水道水フロリデーションについては、反対の立場です。水道水は公共性が非常に高いもので、フッ化物が添加された水道水を飲みたくない方、使用したくない方にとっては、選択の余地がなくなってしまいます。それはとても大きな問題です。
 また、副作用としてフッ素症の危険性も否定できず、子供の虫歯の数も減ってきている現在において、水道水フロリデーションに疑問を感じると同時に、中原市長のフロリデーション推進中止の判断を支持します。



【質問5】
 「埼玉県歯科口腔保健の推進に関する条例」の第6条(基本的事項の策定等)の6に「幼児、児童および生徒のう触予防のためのフッ化物応用を含め た科学的根拠に基づく総合的な歯科口腔保健の推進並びにこれらの者のう触罹患状況の地域間格差及び個人間格差の是正を図るために必要な施策」とあります。
  埼玉県議会議員として、水道水フロリデーションについて取り組むお考えがありましたら、その内容を教えてください。

 【5の回答】 
 上記の考えのもと水道水フロリデーションに対して反対の立場ですので、取り組む考えはありません。

◆公開質問状回答 松澤 正氏(現市議)


【質問1】
 「水道水フロリデーション問答集Q&A」(発行 吉川市フロリデーション推進協議会 他)の32頁に、吉川市フロリデーション推進協議会 の皆さまのお名前が掲載されています。吉川市議はお二人、顧問として中嶋通治氏、会員として松澤正氏のお名前が載っています。松澤氏は、現在も吉川市フロ リデーション推進協議会(以下推進協議会と略)の会員でいらっしゃいますか。

【質問2】
 ・1の答えがYESの場合
   (1) 推進協議会はどのような活動をしているのですか。  
   (2) 松澤氏は会員として主にどのような活動にかかわっておられますか。
  
 ・1の答えがNOの場合
   (1) 推進協議会をお辞めになったのはいつですか。  
   (2) なぜ推進協議会をお辞めになったのですか。

【質問1,2の回答】
 歯科医の薦めもあり、勉強のため参加していました。

 
【質問3】
 水道水フロリデーションについて、どのようにお考えですか。
 
【質問4】
  “水道水”という、個人で選択できない性質のものにフッ素を入れる、という点について、どのようにお考えですか。
 
【質問5】
 「埼玉県歯科口腔保健の推進に関する条例」の第6条(基本的事項の策定等)の6に「幼児、児童および生徒のう触予防のためのフッ化物応用を含め た科学的根拠に基づく総合的な歯科口腔保健の推進並びにこれらの者のう触罹患状況の地域間格差及び個人間格差の是正を図るために必要な施策」とあります。
  埼玉県議会議員として、水道水フロリデーションについて取り組むお考えがありましたら、その内容を教えてください。

【質問3,4,5の回答】
 国の法律や県条例を基本として自治体で判断するものと考えます。

◆埼玉県議会議員選挙 公開質問状

 4月12日(日)に埼玉県議会議員選挙(告示4月3日) が行われます。
子どもの歯と健康を考える会では3月、立候補予定者の松澤正氏(現市議会議員)と戸田かおる氏(新人)水道水フロリデーションについての公開質問状を提出しました。
(※ 質問1及び2は、松澤氏のみへの質問です。)
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 公開質問状 水道水フロリデーション(フッ素化)について
 
 これまで吉川市では水道水フロリデーションの啓発・推進が行われてきました。一方これに反対の市民も多く、フロリデーションは私たち市民の生活に密接にかかわる重大な問題です。
 
 ここ数年の間で、吉川市以外でも、一部の歯科医師や推進団体、議員等により、行政に対しフロリデーション推進の働きかけ等が行われており、フロリデーションは吉川市のみの問題ではありません。
 
 4月12日に埼玉県議会議員の選挙が行われます。立候補予定の方がフロリデーションについてどのようなお考えをお持ちなのか、大変気になるところです。
選挙を目前に控えお忙しいこととは存じますが、ぜひとも伺いたいことがございます。
以下の質問にお答えをお願いします。

【質問1】
 「水道水フロリデーション問答集Q&A」(発行 吉川市フロリデーション推進協議会 他)の32頁に、吉川市フロリデーション推進協議会の皆さまのお名前が掲載されています。吉川市議はお二人、顧問として中嶋通治氏、会員として松澤正氏のお名前が載っています。松澤氏は、現在も吉川市フロリデーション推進協議会(以下推進協議会と略)の会員でいらっしゃいますか。

【質問2】
 ・1の答えがYESの場合
   (1) 推進協議会はどのような活動をしているのですか。  
   (2) 松澤氏は会員として主にどのような活動にかかわっておられますか。
  
 ・1の答えがNOの場合
   (1) 推進協議会をお辞めになったのはいつですか。  
   (2) なぜ推進協議会をお辞めになったのですか。

【質問3】 
 水道水フロリデーションについて、どのようにお考えですか。

【質問4】
 “水道水”という、個人で選択できない性質のものにフッ素を入れる、という点について、どのようにお考えですか。

【質問5】
 「埼玉県歯科口腔保健の推進に関する条例」の第6条(基本的事項の策定等)の6に「幼児、児童および生徒のう触予防のためのフッ化物応用を含めた科学的根拠に基づく総合的な歯科口腔保健の推進並びにこれらの者のう触罹患状況の地域間格差及び個人間格差の是正を図るために必要な施策」とあります。
  埼玉県議会議員として、水道水フロリデーションについて取り組むお考えがありましたら、その内容を教えてください。

 以上について、3月24日までに文書にてご回答をお願いいたします。


2015年3月29日日曜日

◆配布中のチラシについてのお問い合わせ

 現在、子どもの歯と健康を考える会では、チラシ「吉川市は 水道水フロリデーション推進を中止しました」を配布中です。
 このチラシのトピックに、「フロリデーションは甲状腺機能低下症のリスクを増大させる」というイギリスの記事を載せました。
論文の出典は、英誌「疫学・地域医療ジャーナル」 (2015年2月)です。
 この雑誌について、お問い合わせがありましたので、お知らせいたします。
 
英誌 「疫学・地域医療ジャーナル」
       (Journal of Epidemiology and Community Health)
  
 出版   BMJ   British Medical journal publication


2015年3月20日金曜日

◆署名の第2次提出を行い 総数9,232名に!

スイセン 市内(保)で

 3月20日(金)の市長懇談会の席で、中原市長に「吉川市の水道水フロリデーション推進中止を求める要望書」の署名1,675名分をお渡ししました。平成25年8月に提出した署名(7,557名分)の第2次提出にあたります。
 この署名はもともと前市長の戸張氏に宛てた署名です。
 中原市長はフロリデーション反対の立場であり、すでに市のフロリデーション推進事業は中止の方向に舵が切られています。その中原市長に、前市長宛の署名をお渡しすることに、私たちは少しとまどいがありました。が、署名は市民ひとりひとりの貴重な意思表明です。それを中原市長に託したいと思い、署名をお渡ししました。
 市長は快く大切に署名を受け取られ、「これだけ集めるのは大変だったでしょう。」としみじみと言われました。
 署名は平成25年8月提出分と合わせて9,232名になります。
市長のねぎらいの言葉はそのまま9,232名の市民(吉川市とその近隣)の皆さんへのねぎらいでしょう。懇談会において、市の推進事業のほとんどがすでに中止になったことが確認されました。今日の日を、ご協力いただいた市民の皆さんとともに喜びたいと思います。

◆フロリデーション推進を中止 3.20市長懇談

 3月20日午前8時30分から中原市長と懇談を行いました。
「子どもの歯と健康を考える会」から、代表の他会員6名が参加しました。

 すでに保健センターのフロリデーション水の試飲給水器は撤去され、3月8日(日)の吉川マルシェでは、フロリデーション水試飲のイベント(吉川市フロリデーション推進協議会出店)に、市職員の派遣はありませんでした。フロリデーション推進中止に向け、迅速な対応が進められています。

 懇談に先立って、中原市長に心からの感謝の気持ちをお伝えしました。

そのあと、これまで吉川市が関わってきたフロリデーション推進活動について、懇談しました。
(推進活動の内容については、8020推進財団への平成25年度歯科保健活動助成交付事業報告書「吉川市水道水フロリデーション普及啓発活動事業」を参考にしました。)

 ・吉川市民まつりのフロリデーション水試飲体験(健康増進課出店)
 ・魚つかみ取り大会(吉川市コミュニティ協議会主催)でのフロリデーション水で作った麦茶の給水
 ・まちづくり出前講座「むし歯予防(水道水フロリデーション)の知識」
 ・母親学級におけるフロリデーションの啓発

などです。これらについて、市長から、今後予算化せず、市職員の派遣も行わない等のお話がありました。
 吉川市フロリデーション推進協議会において、健康増進課長が顧問を務め、健康増進課係長が会員になっていましたが、 撤退することも伺いました。

 また、吉川市のホームページの、健康増進課“歯の健康”のページから、 
 ◇ 水道水フロリデーションの知識(第1号~第7号)
の記事が削除されたことを確認しました。

 「水道水フロリデーション問答集Q&A」(吉川市フロリデーション推進協議会他発行)の吉川市に係る部分(発行団体名,健康増進課長が顧問,健康増進係長が会員)について、訂正・削除を行うことを、吉川市フロリデーション推進協議会宛に健康増進課から文書で連絡していただくことになりました。

 以上のように、市のフロリデーション推進活動が中止されることが確認されました。

 中原市長から、フロリデーション等について市の方向性が変わったので、職員にとっていろいろ苦労も多いこと、その中でも協力的に事態が進んでいること等のお話がありました。


2015年3月15日日曜日

◆フロリデーション コーナー が撤去されました

 3月9日(月)中原市長の登庁式のあと、保健センターに行きました。
 これまで、保健センターのロビーには、フロリデーション(フッ素添加)水の給水器が設置され、フロリデーション推進のポスターが掲示されていました。
 この日、保健センターの壁に推進のポスターはなく、フロリデーション水の給水器にはカバーがかけられていました。

ビフォー (以前のフロリデーションコーナー)
ビフォー (以前のフロリデーションコーナー)

アフター (フロリデーションコーナー撤去 平成27年3月9日撮影)

 職員の方から、今後フロリデーション水の給水器は、一般の冷水器(もちろんフッ素添加なしで)として、夏場などに使用します、と説明がありました。
 保健センターのフロリデーションコーナーが、こんなに早い時期に撤去されるとは予想しませんでした。本当に変わりました。

 中原市長、ありがとうございます。

2015年3月9日月曜日

◆3月9日朝 ようこそ 中原市長 

3月9日8時20分より吉川市役所前で新市長の中原さんの登庁式が行われました。
たくさんの市民の方たちが集まり 中原さんを迎えました。

朝 中原市長を待つ市民のみなさん

中原市長に花を手渡す

中原市長をかこんで

新市長のスピーチ


近くの方たちが
「生きてるっていいわね。」
「ほんとに、こんなにうれしいことってあるのね。」
と話しているのが聞こえました。同感です。

市民の皆さん、新しい市長を支えながら(支えられながら?)ともにがんばりましょう。



◆4月1日 講演会のご案内

大竹財団さんから、講演会のご案内をいただきましたので紹介いたします。

※大竹財団は平和や資源エネルギー、環境といった分野で活動する市民団体を支援する財団です。平成25年11月に吉川市内で開催されたポール・コネット博士の講演会「水道水フッ素化に反対する科学的根拠」の折、日本フッ素研究会を通して助成支援をいただきました。

以下、大竹財団さんのホームページから転載させていただきます。
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水道水にフッ素を入れないで!

  吉川市民が拒否した水道水フッ素化とは何かー

 講師: 秋庭賢司さん/日本フッ素研究会評議員、歯科医 

 
  日 時: 2015年4月1日(水) 19:00〜21:00(18:30〜開場)
 会 場: 大竹財団会議室(東京都中央区京橋1-1-5セントラルビル11階)
 参加費: 一般=500円(学生、大竹財団会員=無料)
 定 員: 30名(定員を超える場合は予約を優先します)
 主 催: 一般財団法人大竹財団
 
2月22日におこなわれた埼玉県吉川市の市長選において争点のひとつになった「水道水フロリデーション(フッ素化)」。あまり聞き慣れない水道 水フロリデーションとは、虫歯予防を目的として水道水にフッ素化合物を添加すること。日本では一般に「虫歯予防=フッ素」という認識が定着していますが、 専門家の間では安全性について賛否両論あり、斑状歯の発症や発がん性の懸念、最近では血漿中のフッ素濃度によって子どもたちのIQ(知能指数)が大幅に下 がるといった研究結果も報告されています。

  水道水は住民にとって生命を維持するための最も重要な公共インフラのひとつ。フッ素入りの水を飲みたくない人にとっては選択の余地がなくなります。こ れまで吉川市では「水道水を飲むだけで虫歯予防になる方法」と宣伝され、安全性への懸念については、誤った情報による「誤解」として、全国にさきがけて導 入が強く推進されてきました。

  今回、水道水フロリデーションに反対する公約を掲げた新市長が誕生したことで推進に待ったがかかりました。しかし他の地域でも導入を計画している行政 があり、もしかしたら知らないうちに自分たちが飲む水道水がフッ素化されているかもしれません。水道水フロリデーション導入の背景、海外事情のほか、学校 での集団フッ素うがいなどについて、日本フッ素研究会の秋庭賢司さんからお話をうかがいます。


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  • 交 通
    image JR東京駅八重洲中央口徒歩4分(八重洲地下街24番出口すぐ)
    image 東京メトロ京橋駅7出口徒歩3分
    image 東京メトロ日本橋駅B3出口徒歩4分

http://www.ohdake-foundation.org/index.php/events/268-event-20150401  
※ 予約は上記、大竹財団さんのホームページからできます。


2015年3月1日日曜日

◆「NO!フロリデーション」のステッカー

 昨年11月16日に開催された吉川市民まつりで、「NO!フロリデーション」のステッカーを、賛同してくださる方に配りました。

今回お問い合わせがありましたので、改めて紹介します。 

径5cmと8cmがあります。(5cmの方はラミネート加工付き)

  ステッカーは、「吉川市の水道水にフッ素をいれないで」というひとりひとりの気持ちをアピールするためにつくりました。
ポストや玄関,自転車,また手帳や化粧ポーチ,パソコン等、お好きなところに張ってください。

「(フロリデーション反対の)中原さんが新市長になったので、いまさら貼るのもへんかしら?」 とたずねられました。いえいえ、そんなことはありません。
市長は市民の代表です。市民の気持ちのアピールは市長の応援につながります。

ステッカーをご希望の方にさしあげます。メールにてご連絡ください。