2015年1月31日土曜日

◆フッ化ナトリウム 年間 11トン


ニホンスイセン 市内(高久)で

   もしも水道水フロリデーション(フッ素添加)が実施された場合、フッ化ナトリウムは年間でどのくらい添加されるのでしょうか。
 
 平成26年12月1日吉川市水道事業発行の 「水道だより第19号」によると、平成25年度の吉川市の給水人口は69,077人、年間総配水量は7,255,142㎥です。

 吉川市の水質検査によると、水道水にもともと含まれているフッ素の濃度は約0.1ppmです。ここにフッ素を添加してフッ素濃度を0.8ppmに引き上げるとすると、加えるフッ素の量は、年間で5,078.6㎏です。フッ素は単体では存在しにくいので、実際に加えるのはフッ化物です。一般にはフッ化ナトリウムを用います。フッ素の分子量が19.00、ナトリウムの分子量が22.99なので、5,078.6㎏のフッ素は、フッ化ナトリウムに換算すると11,222.38㎏になります。つまり年間約11.2トンのフッ化ナトリウムを水道水に添加することになります。
 水道水のうち、飲料や調理に使われるのは、1%以下で、残りの99%以上は下水に流れます。
したがって、年間約11.1トンのフッ化ナトリウムが吉川市から下水に排出されることになります。 


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