2013年10月30日水曜日

◆1分で読める 「WHOは言っている」

コスモス 市内で

「水道水フロリデーションはWHOが推奨している。」「安全性は確立されている。」 と推進する方たちは言います。一方、WHOは次のことも言っています。

WHOテクニカル・レポート・シリーズ846 (1994年) より

(以下は要約です。詳しくは「WHOは言っている・・・ その1,その2」をお読みください。)

 50年も前から、飲料水中の最も適正なフッ化物の濃度は1.0mg/l (ppm)とされてきた。
 しかし、これらの基準が世界のすべての地域で適正だとは言えなくなってきた。幾つかのアジア地区では、ガイドラインに準じた基準でも歯のフッ素症の発現と程度が過度に高いところがある。

② 香港は、1961年に水道水のフッ化物添加を始めて以来数回にわたって飲料水のフッ化物濃度を調整し、暑い季節と涼しい季節の濃度を 変えたりして年間を通した適正な濃度を見出す努力をしてきた。アメリカ合衆国公衆衛生局のガイドラインによれば、香港の至適濃度は約0.8mg/l (ppm) となっている。しかしながら、子どもたちの歯のフッ素症は、いまだに無視できないほど高いレベルにある。このため、1988年には濃度をいくつかの段階を決めて0.5mg/l (ppm) まで落とした。

 水道水フッ化物添加を導入する際は、地域におけるむし歯のレベルが高いか中程度かまたはむし歯の増加傾向が明らかであることが、必要条件である。

④ どんなところに住んでいる人でも、フッ化物配合歯磨剤の使用に加えて食品や飲料から著しい量のフッ化物を、ほとんど知らないうちに摂取している。
歯のフッ素症の潜在的な増加を防ぐために公衆衛生の管理者は、むし歯予防のフッ化物応用を導入する前に住民のあらゆるフッ化物摂取の状況を知っておくべきである。

0 件のコメント:

コメントを投稿